DIC川村記念美術館の楽しみ方~千葉県佐倉市にある美術館は美術・自然・建物が特徴的

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千葉県佐倉市にある『DIC川村記念美術館』。

 

多くの展示作品と共に、作品の一つだと思ってしまうほどの美術館の建物、さらに自然豊かな緑も楽しめるという珍しい美術館として注目されています。

 

ここではDIC川村記念美術館の「美術」「自然」「建物」の楽しみ方についてお伝えしていきましょう。

目次
DIC川村記念美術館の楽しみ方~美術・自然・建物が特徴的

DIC川村記念美術館は多彩なコレクションによって「美術」を楽しむことができ、心を和ませてくれる豊かな「自然」、さらに美術館としてふさわしい空間である「建物」が調和されていることが特徴的です。

 

1990年にオープン以来、多くの方に親しまれてきた美術館です。その魅力についてお伝えしていきましょう。

 

・DIC川村記念美術館の「美術」~多くの近現代美術

DIC川村記念美術館では近現代美術を中心にしたコレクション作品を展示されています。また、企画展ではコレクションに関連した作家や時代を取り上げています。

 

コレクションについては、モネやルノワールといった印象派の絵画やレンブラント、シャガール、ピカソ、ステラ、ロスコなどの作品まで収蔵されており、それらの中から100点ほどを年に数回展示替えを行っているのです。

 

主なコレクションとしては次のようなものがあります。

 

モネ『睡蓮』

ルノワール『水浴する女』

レンブラント『広つば帽を被った男』など

 

また館内だけではなく、庭園においては野外彫刻を鑑賞することができます。

 

・DIC川村記念美術館の「自然」~豊かな自然を散策

DIC川村記念美術館では美術館の建物に隣接して、数多くの樹木や草花、ハスの咲く池などを

 

楽しむことができる約3万坪の広場や散策路があります。

 

 

美術展示を見終わったあとは、庭園で池を眺めながら散策して自然を満喫してみましょう。草花だけではなく野鳥や昆虫などの姿も楽しむことができます。

 

芝生の広場やテラスでは飲食も可能となっていますので、レジャーシート持参で自然を満喫しながらお弁当を食べるのも最高ですね。

・DIC川村記念美術館の「建物」~古城を思わす特徴が

 

DIC川村記念美術館の「建物」は、戦後に活躍して注目されていた建築家、

 

海老原一郎氏がデザインしたものです。海老原一郎氏はDIC川村記念美術館の設立者である川村勝巳氏と盟友であり、信頼して建物のデザインを託したようです。

 

一見、ヨーロッパの古城やワインセラーを思わせる建物であるのが印象的で、館内はかなり広々とした展示室が設けられています。

 

展示室は雰囲気の異なる部屋がたくさん用意されており、作品にあわせて展示室が使分けられています。

 

とてもゆったりと鑑賞できますから、じっくりと美術館の素晴らしさを感じることができるでしょう。

 
DIC川村記念美術館の入館料・バリアフリー・アクセス情報

コロナ禍の影響で2020年10月現在、庭園を含め有料・事前予約制となっています。

 

敷地内は庭園の自然散策路以外ではスロープとなっていますので、お身体の不自由な方やベビーカーでも移動がしやすくなっています。

 

駐車場は車いす対応のスペースがあり、トイレも車いす対応、オムツ交換台も設置されています。また授乳スペースもありますので、小さなお子様連れでも困ることはありません。

 

さらに車いすやベビーカーの無料貸出サービスもありますので安心でしょう。

 

アクセスはお車を利用するのが便利です。

 

東関東自動車道「佐倉インター」から約10分となっています。

 

佐倉インターから国道51号を千葉方面に進み、「坂戸」交差点を左折、県道22号線に入り八掛に進むと右手に美術館が見えてきます。

 

専用駐車場は無料で利用することができます。大型バスなどの駐車も可能となっている大型駐車場で便利です。

 

最寄り駅は京成佐倉駅もしくはJR佐倉駅。

 

通常、京成とJRの佐倉駅から無料送迎バスが運行されていますが、2020年10月上旬現在、感染拡大防止のため運休となっています。

 
DIC川村記念美術館の開館時間・運営について

DIC川村記念美術館は2020年8月現在、暫定的な措置として運営を一部変更して感染防止の取り組みを行っております。

 

開館時間やご来館受付、展示などについて変更点がありますのでお伝えしておきましょう。

 

新型コロナウイルス感染防止の対策として臨時休館を続けていましたが、国際美術館会議(CIMAM)「Covid-19の世界的流行期間における美術館のための注意事項」に沿ったうえで6月16日(火)より再開館しております。

 

詳細は美術館公式サイトをご覧ください。

【URL】https://kawamura-museum.dic.co.jp/

 

 

 

 

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